管理職の疲れの正体は「仕事量」ではない
こんな感覚はありませんか?
- 夕方になると判断が遅くなる
- 小さなことにイラッとする
- 重要な決断を先延ばしにしたくなる
これは年齢の問題ではありません。
原因は 「判断をし続けていること」
です。
判断疲れとは何か?
判断疲れとは、
選ぶ・決める・評価する行為が積み重なった結果、思考の質が落ちる状態。
管理職の仕事は
- YES / NO
- 優先順位
- 人の評価
など、
判断そのものが業務 です。
だから放置すると、
仕事が重くなります。
解決策は「休む」ではなく「回復ポイント」
多くの人がやりがちなのは、
❌ 忙しくなったら根性で乗り切る
❌ まとめて休もうとする
❌ 夜まで耐える
しかし判断疲れは、
夜まで待っても回復しません。
必要なのは、
判断をしない時間=回復ポイント
を1日の途中に挟むことです。
回復ポイントとは?
回復ポイントとは、
短時間・低負荷で、判断だけを止める時間
- 休憩である必要はない
- リラックスする必要もない
- 生産性を下げない
「決めない状態」を作るだけ
で十分です。
回復ポイントの3原則(最重要)
① 短い(1〜5分)
長いと取れなくなる。
② 判断が発生しない
スマホ・ニュース・チャットはNG。
③ 毎日同じ場所・タイミング
考えなくて済む設計にする。
【実践テンプレ】管理職の回復ポイント設計
回復ポイント①|午前の判断リセット(3分)
タイミング
午前の会議が一段落した後
やること
- 椅子に深く座る
- 深呼吸2回
- 何も考えない
👉 午後の判断精度が戻る。
回復ポイント②|午後の判断遮断(5分)
タイミング
14〜16時の間
やること
- 画面を閉じる
- 立って水を飲む
- 外を見る
👉 夕方のイライラを防ぐ。
回復ポイント③|仕事終わりの切り替え(1分)
タイミング
PCを閉じる直前
やること
- 今日決めたことを1行書く
- 明日は考えないと決める
👉 夜に仕事を引きずらない。
回復ポイントで「やってはいけないこと」
❌ スマホを見る
❌ SNSを開く
❌ ニュースを読む
❌ タスク整理を始める
これらはすべて
新しい判断を発生させます。
回復ポイントが機能すると起きる変化
- 判断スピードが落ちにくくなる
- 夕方のミスが減る
- 部下対応が穏やかになる
- 夜の疲労感が軽くなる
特に
「夕方の判断品質」
が明確に変わります。
よくある誤解
Q. そんな時間は取れない
→ 取れないのは「5分休憩」
取れるのは「判断を止める1分」
Q. サボっているようで不安
→ 判断力を保つのは職務
Q. 効果が分からない
→ 夕方に差が出る
まとめ|管理職は「回復を組み込む人」
管理職の仕事は、
頑張ることではなく
判断の質を維持すること。
そのためには、
- 休む
ではなく - 回復ポイントを挟む
この発想が不可欠です。
まずは明日、
1分だけ判断を止める時間
を予定に入れてみてください。

コメント