コーヒー豆を自分で挽くと、香りが全然違います。一度やってみると、挽きたて以外に戻りにくくなります。電動グラインダーを選ぶとき、刃の方式と挽き目の調整幅が最初のポイントです。
この記事では、自宅用として現実的な価格帯(1〜5万円程度)の電動グラインダー3機種を比較します。
まず「刃の方式」を理解する
電動グラインダーの核心は刃の方式です。主に2種類あります。
コーン式(コニカル式)
円錐形の刃で豆をすりつぶす方式。低速回転のため摩擦熱が少なく、香り成分が飛びにくいです。挽き目の均一性が高く、家庭用〜業務用まで広く使われています。
フラット式(フラットバー式)
平らな円形の刃2枚で豆を切り砕く方式。より細かく均一に挽けるため、エスプレッソに向きます。カリタのNEXT Gはセラミックのフラット刃を採用しています。
カリタ NEXT G2(ネクストG2)
カリタを代表する電動グラインダーです。セラミックフラット刃と独自の静電除去機能が特徴で、挽いた粉がグラインダー内部や受け容器の周囲に飛び散りにくい設計になっています。粉の飛散は多くの電動ミルの課題ですが、NEXT G2はこれを大幅に低減しています。
低速回転(セラミック刃)により熱の影響が少なく、香りを維持した挽き方ができます。ドリップコーヒー向けに特化した設計で、エスプレッソの極細挽きよりドリップ・フレンチプレスの中挽き〜粗挽きを得意とします。
De’Longhi KG521J-M(デディカ コーン式グラインダー)
デロンギのコーン式グラインダーです。コーン式刃の特徴である低摩擦熱・高均一性を持ちながら、18段階の挽き目調整と液晶ディスプレイによる操作のしやすさが際立っています。
エスプレッソ用の細挽きから、フレンチプレス用の粗挽きまで対応できる幅広さがあります。デロンギのエスプレッソマシンと組み合わせて使う人にも人気のモデルです。
外観はデロンギらしいシルバー&ブラックのスタイリッシュなデザインで、キッチンに置いてもなじむ見た目です。
HARIO V60 電動コーヒーグラインダーコンパクト(EVC-8B)
V60ドリッパーで知られるHARIOの電動グラインダーです。コーヒードリップの有名ブランドのグラインダーだけあって、ドリップコーヒー向けに挽き目が最適化されています。
サイズがコンパクトで、デスクやキッチンカウンターに置いても邪魔になりにくいです。価格も他2機種と比較して抑えめで、電動グラインダーへの入り口として選びやすい機種です。
比較まとめ
| 機種 | 刃の方式 | 挽き目調整 | 得意な用途 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| カリタ NEXT G2 | セラミックフラット | 複数段階 | ドリップ・フレンチプレス | 静電除去、粉の飛散が少ない |
| De’Longhi KG521J-M | コーン式 | 18段階(液晶操作) | エスプレッソ〜ドリップ全般 | 幅広い挽き目対応、スタイリッシュなデザイン |
| HARIO EVC-8B | コーン式 | 複数段階 | ドリップ向け | コンパクト、価格が手ごろ |
まとめ:こう選ぶ
ドリップコーヒー専用、粉の散らかりを徹底的に減らしたい→ カリタ NEXT G2
エスプレッソからドリップまで幅広く使いたい→ De’Longhi KG521J-M
まず電動グラインダーを試したい、コンパクトに置きたい→ HARIO EVC-8B
豆の挽きたては、飲んでみると明確に違いがわかります。ドリップコーヒーが好きな人には、グラインダーへの投資は満足度が高いです。





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