HDD・SSDが遅くなったら買い替えどき？ノートPC＆デスクトップ併用におすすめの最適ストレージ構成

🖥 HDD・SSDの買い替えは今がチャンス！ノートPCとデスクトップ併用ユーザー向け最適構成ガイド

📌 はじめに｜遅い・重い…それ、HDDやSSDの寿命かも？

パソコンの起動が遅い、動画の読み込みがカクつく、バックアップに時間がかかる…。HDDに保存していた動画の読み込みがうまく出来なくなってきており、HDDを新しく購入しました。このような経験をされたことはありませんでしょうか。もう５年くらい同じHDDを使っている、という方も要注意。
もしかしたらHDDやSSDの劣化や寿命が原因かもしれません。
この記事では、ノートPC＋デスクトップ併用環境に最適な構成例と、目的別・容量別のおすすめモデルをご紹介します。

🧩 HDD・SSDには「内蔵型」と「外付け型」がある

HDDやSSDを選ぶときにまず知っておきたいのが、「内蔵型」と「外付け型」の2種類があるということです。それぞれにメリット・デメリットがあり、使い方によって選ぶべき製品が変わります。

▶ 内蔵型：パソコン本体の中に取り付けて使うタイプ

• デスクトップや一部ノートPCの中に搭載
• 速度・安定性が高く、OSやアプリのインストールに最適
• 作業用のストレージとして常時接続・高速アクセスが可能
• 設置にはパソコン内部へのアクセスが必要

▶ 外付け型：USBなどで接続して使うタイプ

• 接続するだけですぐ使える「プラグ＆プレイ」
• ノートPCや複数端末でのデータ共有に便利
• コンパクトで持ち運びも簡単
• 速度や安定性は内蔵型に劣ることもある

💡 どう選べばいい？

・OSやアプリを入れるなら「内蔵型SSD」
・作業中のファイルを高速に読み書きしたいなら「外付けSSD」
・大量のデータ保存・バックアップには「内蔵HDD」や「外付けHDD」がおすすめです。

ノートPCをメインに使っていて拡張が難しい方は、外付けSSDやHDDで手軽に容量を追加するのが効率的です。一方で、デスクトップを使っている方は、コストパフォーマンスに優れた内蔵型ストレージの導入が可能です。

💽 容量別おすすめHDD｜大容量×コスパで動画・写真保存に最適

▶ Western Digital Blue 4TB（内蔵HDD）

▶ Amazonで見る　 ▶ 楽天で見る

海外ブランドだと老舗にあたるWD。静音・低発熱設計で長期保存にも安心。動画や写真のバックアップ用にぴったりな定番HDDです。

▶ Seagate BarraCuda 4TB（内蔵HDD）

▶ Amazonで見る　 ▶ 楽天で見る

SEAGATEは割と新しい部類のメーカーになるのでしょうか。使ったことありませんが、今は結構な数の製品が出てきます。7200rpmの高速モデル。読み書き性能も高く、日常の作業から映像編集まで幅広く活用できます。

▶ BUFFALO 外付けHDD 4TB（USB3.2対応）

▶ Amazonで見る　 ▶ 楽天で見る

国内メーカーで安心のバッファロー。別にWDで不便な思いをしたことはありませんが、基本的に私はバックアップに余計なストレスは得たくないのでBUFFALO一択です。そこまで価格差があるわけでもありませんしね。USB接続でかんたんに使える外付けタイプ。ノートPC・デスクトップのどちらでもすぐにデータ保存可能です。

⚡ おすすめSSD｜高速作業・持ち運び・耐久性すべてを両立

▶ Crucial MX500 1TB（内蔵SATA SSD）

▶ Amazonで見る　 ▶ 楽天で見る

安定性・信頼性の高さで人気のSATA SSD。OS用としても、動画・写真の一時作業用にも最適です。

▶ SanDisk Extreme Portable SSD 1TB（外付けUSB-C）

▶ Amazonで見る　 ▶ 楽天で見る

こちらももうポータブルSSDの定番になりつつあるモデル。高耐久・高速転送・コンパクトで携帯性◎。ノートPCとの併用で効率的なファイル管理が可能です。あと見た目がかわいい。カラーもいくつか出ているようです。

🔄 ちなみに、内蔵型HDD・SSDをUSB接続で使う方法もある

「内蔵用のHDDやSSDが安いからこれを買って、外付けとして使いたい」
「古いPCから取り出したディスクを再利用したい」
そんなときに便利なのが、USB接続の変換アダプタやスタンドです。

▶ ロジテック HDDスタンド（LGB-1BSTU3）

▶ Amazonで見る

• 2.5インチ／3.5インチの内蔵HDD・SSDを簡単にUSB接続
• USB3.2 Gen1対応で高速転送
• 最大16TBの大容量HDDまで対応
• テレビ録画用のHDDとしても使える

工具なしで挿すだけの簡単設置なので、PCに詳しくなくても安心。不要になったHDDやSSDをサブストレージとして再活用したい方にもおすすめです。

なお、長期間の常用ではなく、一時的なバックアップやデータ移動の用途で使用するのがベストです。放熱や保護の観点からも、長期運用なら専用ケースや外付けHDDを選びましょう。

⚠ 無名メーカーのHDD・SSDは避けた方が良い

Amazonでは聞き慣れないブランドのHDD・SSDが低価格で販売されていますが、大切なデータを守るためには避けるべきです。以下に、その理由をまとめました。

① 信頼性が不明で、突然壊れるリスクが高い

大手メーカーと違い、製造元や品質基準が不透明なため、突然認識されなくなったり、読み込み不能になるなどのトラブルが報告されています。

② 「保証付き」とあっても、サポートが受けられないことが多い

3年保証・5年保証と書かれていても、販売元が既に撤退していたり、連絡先が存在しない・返答が来ないといったケースも少なくありません。

③ 中古やリサイクル品を新品として販売している事例も

特に無名ブランドでは、中身が再生品だった、あるいは実際の容量や速度が偽装されていたという報告も見られます。

④ 実際の転送速度が非常に遅い or スペック詐称

表記上はUSB3.2や高速SSDと謳っていても、実測ではUSB2.0並みの速度しか出ないなど、作業効率に大きく影響する場合があります。

✅ 結論：価格だけで選ばず「信頼できるメーカー製」を

大切な写真・動画・仕事のデータを保存するHDDやSSDは、安物買いのリスクが非常に高い製品です。先ほどバッファローしか選んでないことを書きましたが、ファイルの保存については少しの差額で大手ブランドを選ぶほうが、安心感・寿命・サポートすべてで優れており、ここにストレスとなる要素を含ませるべきではないと思います。

比較項目	無名メーカー	大手メーカー
信頼性	低い（不具合が多い）	高い（実績あり）
サポート	連絡不可の例も	正規代理店が対応
製品の品質	中古・再生品のリスク	新品・検査済み
速度・性能	表記と実測に差	安定した実力

✅ まとめ｜“遅い”を我慢しない、今こそ見直しのチャンス！

HDDやSSDの劣化は作業スピードに直結しますし、ディスクが壊れた時の絶望感といったらありません。
ノートPCとデスクトップを併用しているなら、SSDでスピードを、HDDで容量を確保するハイブリッド構成が最適です。ちなみに私は基本的にはHDDにファイルを保存していますが、DTMのプラグインなどはSSDに保存するようにしています。

💡おすすめ構成：
・ノートPC：500GB〜1TB SSD（内蔵）＋外付けSSDで作業データ管理
・デスクトップ：500GB SSD（内蔵）＋4TB HDDで保存・バックアップ

このタイミングでストレージ環境を見直して、快適・安心な作業体験を手に入れましょう！