ストラト、テレキャス、ジャズマスター、レスポール。エレキギターの代表格ともいえる4本を手に入れたとき、「もうこれ以上、必要な音はない」と自分に言い聞かせていました。
ところが、そんな確信を覆すような出会いがありました。Epiphone Inspired by Gibson Firebird。そのサウンドに、私は完全に心を動かされてしまいました。
音の塊のような存在感
初めてその音を聴いた瞬間、言葉にできない衝撃を受けました。
フェンダー系の広がりでも、レスポールのような図太いハムバッカーの音でもない。
それなのに芯があって、抜けがあって、サステインも伸びる。
「音の塊」という表現が、これほどしっくりくるギターは他にないかもしれません。
Epiphone Inspired by Gibson Firebird の魅力
- 独特なトーンを生むミニハムバッカー
- ロングサステインを実現するスルーネック構造
- エッジの効いたボディシェイプと圧倒的な存在感
- 本家ギブソンの思想を受け継ぐ、高い完成度
- 20万円以下で手に入るというコストパフォーマンス
Epiphone Inspired by Gibson Firebird を踏みとどまらせている点
- まだ高いEpiphoneを受け入れられない。
- ハードケースが場所を取る。
- たいしてギター上手くもないしDTMにも使ってない。
デザインにも惹かれている
Firebirdの美しさは、音だけではありません。斬新でありながらクラシカル。個性的でありながら上品。持つだけで“何かが始まりそうな気配”がする、そんなルックスです。もうギターって美しいですよね。どのデザインにも本当にロマンがあって秀逸。


それでも手が出せない…
ただ、現実もまたあります。すでに所有しているギター・ベース合わせて8本。スペース、予算、使用頻度。冷静になればなるほど、買わない理由はいくらでも出てきます。
でも、Firebirdのあの音とルックスは、どうしても忘れられない。こないだレスポール買った時、「こいつが最後の相棒だな」と思ったのに、去年ジャズマスター買った時、「こいつが最後の相棒だな」と思ったのに。またMNGしてしまうのか。こんなことならP90と安さにつられてコロネットなんか買わなければよかった。いや、これほど机周りに雑においておけるギターは無いのでこれはこれで重宝しているんですが。
購入を迷っている方へ
同じように、既にギターをいくつも持っていて「もう十分」と思っている方でも、Firebirdのように“これまでにない音の景色”を見せてくれるギターに出会ったなら、それはきっと意味のある一本になるはずです。
私もいつか、このギターを手にする日が来ることを願っています(フラグ)。
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